こんにちは、とりです。
わたしは、肉眼で幽霊らしきものを視たことは数えられる程しかありません。
ですが、突然、不可解なイメージが頭の中に入り込んでくることが、多々あります。
今回は、そんなイメージが視えた、ある建物の話です。
【視線】の家は田舎なので、ちょっとおしゃれな物が買いたいときは、車で1時間ほどかかる大型のショッピングモールにいきます。
その道を始めて通った日、たまたま止まった信号である建物が目に入りました。
と同時に、その建物から黒い靄(もや)が道路にまで出ている映像が頭の中で視えました。
(なんだろうあの建物、気持ち悪いな、、)と思いながらも、運転中だったのでその建物が何の店なのかは分かりませんでした。
その帰り道、運よく黒い靄の建物の前に止まりました。
その建物は、【葬儀場】でした。
葬儀場だから、よくないものが溜まったりするのかな、、?
それとも建物自体とか土地が良くないとか、、?
と考えましたが、霊能者ではないのでそこまでは分かりません。
黒い靄が視えるだけで、他に害はないので何度も通りましたが特に気にしませんでした。
数年後、わたしは隣の市の【通り道】の記事のアパートに引っ越しました。
引っ越してしばらくして、こんな夢を見ました。
わたしは窓から外をみていました。
あたりは真っ暗で、静まり返っていて真夜中のようです。
窓からは、あの黒い靄の建物が視えました。
でも、おかしなことに建物の窓という窓から、真っ黒な人たちがギュウギュウ詰めになっていて、外に出ようとたくさんの人たちがもがいていました。
(なんだこれ、気持ち悪い、、、)
屋根の上にも数人の黒い人がいて、そのうちの1人はぴょんぴょん飛び跳ねていました。
その飛び跳ねている黒い人が、わたしが見ていることに気づきました。
すると助走をつけてこちらに飛んで来ようとしているのが見て取れました。
他の黒い人たちもわたしに気づき、一斉にこちらを見ました。
(うわっ、ヤバイ、、!!)
慌ててわたしは窓をピシャリと閉めました。
(セーフ!)
と思ったところで目が覚めました。
目が覚めたときに、このアパートがあの建物の近くにある(徒歩で行ける距離)ことにようやく気付きました。
ひょっとしてわたしは、あの建物に呼ばれたのでしょうか?
あの夢はただの夢だったのでしょうか?
もしも、あの黒い人たちがこちらに飛んできていたら、窓を閉めなかったらどうなっていたのでしょうか、、、?
この話は数年前のことです。
今はこのアパートには住んでいません。
Google Mapで確認すると、今はあの建物はなくなっていてオシャレなアパートが建っていました。
あの夢が、ただの夢ではないのなら、あのたくさんの黒い人たちは、どこに行ったのでしょうか、、、?