こんにちは、とり。です。
ビジュアルスノウ・視界砂嵐症候群という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言えば、砂嵐や吹雪のようなものが常に見えている症状がある視覚障害のことです。
わたしは、小学校のころからすでにこの砂嵐のようなものが見えていました。
この症状がほかの人には見えていないのだと云うことを、40代になって知りました。
だれにでも見えているのだと思っていました。
この症状で特に支障はないので、誰かに話したこともありませんでした。
今回の記事では、ビジュアルスノウがいったいどんな症状でどんなふうに見えているかなどを、私の実体験をもとに詳しく解説していきます。
参考になれば幸いです。
ビジュアルスノウ【視界砂嵐症候群】とは?
ビジュアルスノウとは、視野の一部や全体に吹雪のようなホワイトノイズや砂嵐、または白い点や光・黒い点などが見える視覚障害です。
ビジュアルスノウ(visual snow)や降雪視症候群または雪視症(visual snow syndrome)や視界砂嵐症候群(Visual static)などと呼ばれています。
常に砂嵐のような吹雪のようなものが見えていますが、暗い所や黒い背景のところでの方がよく見えます。
白い背景でも私はよく見えますね。
晴れた空ではきらきらと全体的に光って見えるような場合もあります。
わたしの場合は、日常に支障はありませんが、年とともに少し見えづらいなと感じることが増えてきました。
ビジュアルスノウの見え方も個人差があるので、一概にこれとは言えません。
人それぞれで違います。
なかには、片目だけだったり、黒板や本が見にくいなどの支障をきたす場合もあるようです。
原因
ビジュアルスノウの原因はまだ、解明されていません。
しかし、雪のように見えるとみなすのは、自身の内因性視覚ノイズであると仮定されているという記述もあります。(出典元:Wikipedia)
また、検査をしても目の異常はないため、少なくとも目の病気ではないようです。
わたしも眼科で検査をしたことがありますが、ドライアイや花粉症の症状があるだけで他の異常はありません。
目に症状が出ていますが、脳の異常興奮が原因の一部だと考えられていて、脳に伝わった信号が正常とは違うものを見せてしまっているのではないか?と考えられている説もあります。
明確な原因がわかっていないのが現状です。
診断と治療方法
診断基準も治療方法も明確なものは確立されていません。
ビジュアルスノウは、患者による訴えのみで検査しても異常が見られません。
また、医師の間でもあまり知られていないため、診断が困難とされています。
治療方法は、脳に関連した薬を使用した治療の報告はあるようですが、明確な治療法はありません。
Wikipediaに仮定された診断基準が載っていますので、興味がある方は参考にどうぞ。
→Wikipedia ビジュアルスノウ
ビジュアルスノウの症状が急に悪化したり見えにくくなった場合は、ほかの病気が隠れている場合もあります。
気になる方は病院を受診してください
どんなふうに見えるのか?
わたしの場合、下記の映像が暗い場所でははっきりと、常に見えています。
この画像よりもう少し、細かい砂嵐ですね。
そして晴れた日は↓こんな感じで見えています。
40歳手前ぐらいに、なんか増えたな、ちょっと見にくいかも?と感じるようになりました。
ちょっとチカチカするし、なんかいっぱい飛んでるしね。
ちょっと気にはなりますが、生活に支障はないですね。いまのところは。
本を読むのも、暗闇も得に問題はないです。
先にも書きました、この症状は人によってさまざまです。
砂嵐などの症状が強く、見にくくて集中力の欠如や片頭痛が起きたりする場合もあるようです。
また、一生つき合っていかなければならないという、不安などからうつ症状や睡眠障害などの不安症状が出てしまう場合もあるそうです。
わたしの場合は、幼いころに気づいたら見えていて生活に支障はないので、今までうまく付き合えていますが、突発的に見えてくる方もいるそうですね。
突然見え始めた場合は、驚きと混乱と不安にもなると思います。
そんな時は病院で必ず検査を受けてください。
異常がなければその不安も少しは減ると思います。
ビジュアルスノウの対策も調べてみましたが、あんまり出てこなかったです、、。
ただ、色付きの眼鏡で少し楽になった方もいるみたいです。
わたしも試してみましたが、あんま変わらなかったです。
すみません、、。